先日初心者さまのカメラ講座全6回の講座が終了いたしました。
昨年の10月から開講いたしましたが、コロナ禍の中、途中緊急事態宣言があり、生徒様の安全安心が第一でしたので、レッスンは延期を何度か繰り返すこともありました。
お一人ご遠方のかたがいらっしゃいましたので、こちらの方は全てのレッスンをオンラインでご対応させていただきました。(写真には写ってらっしゃいません)
目の前の光景・心を込めて作った作品・ポートレートなど撮影する時に必ず心に感動の気持ちが湧き起こることと思います。
わぁ♡素敵!という気持ちがあるからシャッターを切りたくなります。
ここから先、生徒さま方が撮影された素晴らしい写真をご覧いただきながらお読みくださいね。(キャプションに生徒さま撮影と書いています)
特に私はお教室の先生向けに、作品にそもそも魅力がたっぷりあるのに、それを上手に写真で表現できない作家さん・お教室の先生に向けて「一瞬でファンを作るための写真」が撮れるようになるためのレッスンをしています。
思い描いたように撮影できるようになるためには、次の3つのことが必要不可欠です。
・撮影の知識や技術
・感性(何を感じてどう撮りたいか?という思い)
・カメラ機材
この3つのうちどれかが欠けても思い描いた通りの感動的な写真を撮るのは難しいんです。
特に最も大事なのは、「何を感じてどう撮りたいか!どう表現したいか!」という思いです。
そしてカメラは、知識・技術が伴ってくるとある程度高機能なカメラが必要となってきます。
初心者用のカメラでは、どうしても限界があり、物足りなくなってくるからです。
機材もとても重要なものとなるんです♡
講座にご参加くださいました生徒様の中には、ご参加いただく前からそこそこ撮影ができていらっしゃるかたがいました。
「そこそこの撮影」から抜け出すことができず悩んでいらっしゃったんです。
初心者様のカメラ講座では、「なぜ同じものを撮影しても●●さんのように同じように撮れないの??」という多くのかたが、お持ちのカメラの疑問からレッスンでゼロから理論を交えながらしっかりとお伝えしていきます。
私もずっと「そこそこの撮影」しかできていなかったので、ものすごくお気持ちもわかりますし、何をどう改善していけばいいのかも自分の体験からわかっておりましたので、お伝えしてまりました。
6回の講座を通して、生徒様全員驚くほどのご成長をされました。
そして、今までお持ちのカメラを手放し、全員カメラも新しくご購入されました。
先ほどお話ししました通り、カメラの機材もとても重要なものだからです。
何より、みなさまもっと上手になりたい、と今までお持ちのカメラに物足りなさ・限界を感じられたからこそです。
最後の講座の前には、「室内での写真」と「屋外で写真」の宿題をだしました。
室内で一つの作品・被写体に対して、10パターンの写真を撮ってくること。
10パターンは、ありとあらゆる角度から、あらゆる設定で、その被写体が最高に素敵にみえるように撮影すること
徹底的に被写体と向き合ってきてくださいというものです。
徹底的に被写体に向き合うと、その被写体の魅力がしっかりと見えてくるからなんです。
なので、やみくもにあらゆる角度や設定で撮影することは無意味です。
その被写体の素敵ポイントを探すことが重要なんです。
そしてその魅力をどうやって引き出すかが今までレッスンでお伝えした知識・技術をフル回転し撮影してきていただきました。
生徒様方それぞれのご感想とお写真を交えてまた改めてご紹介させてくださいね。