コロナ禍で様々な在り方が変わってきました。
実は、何もなければ6月ごろにはこれらの「ミニチュア粘土×シルバニアファミリー」の作品がニューヨークで展示される予定でした。
今年の6月に趣味起業の戸田さんが主催されるニューヨークで開かれる個展に出展のお申込みをしていたんです。
取材の予定も入っていたようです。
9月に延期されたようですが、この調子だとまだまだ先になってしまいそうです。
4年前ぐらいからだったでしょうか。
ショッピングセンターの一部のスペースをお借りして季節ごとのディスプレイをシルバニアプロジェクトメンバーの方々を募ってミニチュア粘土や紙・ビーズなど使ってディスプレイをしていたことがありました。
この制作は、私がおおよそのコンセプトと制作するものなどを決めて、シルバニアプロジェクトメンバーがそれぞれご自宅でご制作をすすめていきながらディスプレイとしてすりあわせていくものでした。
これらの作品は、私が制作したものではなくシルバニアプレジェクトメンバーの方々の作品です。
実は、ディスプレイの回数をますごとにみなさまのクオリティがあがっていき、ショッピングセンターのディスプレイだけではなくなにか形にしたいという思いが強くなっていたんです。
そのままディスプレイだけに終わらせてしまうのが勿体ないと…。
ディスプレイは、終了してしまったのですが、引き続きメンバーの方々と、今度は作品のレシピ化に向けてずっとコツコツとレシピを制作していました。
以前作ったものをもう一度ひも解いて、制作の過程を手順と制作過程の写真を撮影しながら少しずつレシピにしあげておりました。
こちらはコロナ禍でしばらく中断です。
ちょうどそんな時、戸田さんのニューヨーク出展の記事を拝見して応募いたしました。
海外のシルバニアファンの方にもご覧いただきたい…。
そしてシルバニアファミリープレジェクトメンバーの方々と日本中のミニチュア好きのシルバニアファミリーファンの方にいずれ制作レシピをお届けできたらな…などと考えております。
メンバーの方々とも話していたのですが、この時のディスプレイの経験が、メンバーの方々にとってもその後のミニチュア制作にすごく活かされています。
「期限があったことで期限内に制作をする力」
「チームで制作するため、ひとつひとつのクオリティが重要となりその責任感」
「テーマにあった制作を自分の頭で考えてつくりだす創造力」
などみなさま全員で総合的な力がつきました。
そういえば、私も10年ほど前までは、小さなイベントですが、イベントによく出展しておりました。
そこで売れるためには、様々な創意工夫が必要とされました。
もちろん出展のための作品力は当然のことながら必要でした。
今考えるとあの時の経験が今につながっているのかもと感じることがあるんです。
秋に個展が無事開かれますように…。
シルバニアファミリー×ミニチュア粘土についての記事はこちらから